【2024年G1秋華賞(京都競馬場)】回顧

回顧

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10/13(日)京都競馬場で行われた、GⅠ秋華賞のレース回顧を行っていきます。

執筆ライター:BIC

<レース総評>

・スタート後、3番クィーンズウォークと14番ステレンボッシュが出遅れ。先行争いはさほど熾烈にはならず、予定通り好発を決めた13番クリスマスパレードと15番セキトバイーストの2頭が先頭へとりつく。15番セキトバイーストは掛かり気味だがジョッキーは馬の気分で行かせて1000m通過が57.1と馬場差を考慮しても超Hペースとなった。13番クリスマスパレードは離れた2番手追走も3番手以降には7馬身以上の差をつけてこちらもHペース、淀みのない締まったレースとなり、底力の無い馬は4角~直線手前では一杯となり各馬総力戦の様子。直線入口までじっとしていた5番チェルヴィニアが満を持して追い出し、2着馬に13/4馬身差をつけて勝利した。

【事前予想】

【調教診断結果】
1位チェルヴィニア…1着
2位セキトバイースト…13着
3位コガネノソラ…6着
4位ミアネーロ…9着
5位アドマイヤベル…12着

【最終見解結果】
◎チェルヴィニア…1着
〇セキトバイースト…13着
▲クリスマスパレード…5着
▲ボンドガール…2着
△クィーンズウォーク…15着
×コガネノソラ…6着

【ラップ比較】

【ペース】超H
【ラップ型】中盤Hラップ

【勝馬総評】

1着チェルヴィニア…オークス以来となる約5か月振りのレースとなったが、馬体重は+8キロでも太目感は無く成長分か。調教でも好調をキープしていて、実際に馬体のアウトラインも非常に綺麗で引き締まっており絶好調の状態と思わせた。レースでは掛かる事もなく馬自身がレースに集中しておりジョッキーのゴーサインを待っている状態だった。直線入口では内か外かで一瞬迷いがあったが、そこは一流ジョッキーのルメール騎手瞬時に内に切り替えると一頭次元の違う脚で瞬く間にゴール板を駆け抜けた。人馬ともに完勝といえる勝利だった。

【他馬総評】

2着ボンドガール…馬体は小柄だが体高があり馬体重以上に重厚さを感じる。前走の紫苑Sから出来落ち感は無くこちらも好調持続といった所だった。元々マイル戦線を使われていたが、前走で距離融通を実証済み、又重賞戦線で好走している同馬にとってはHペース底力勝負はお手の物。レースでは直線内でごちゃつく中を大外から追い込んで2着。単勝5番人気は過少評価だったのでは。

3着ステレンボッシュ…こちらもオークス以来となる約5か月振りのレースとなったが馬体重は+10キロでも太目感は無く、むしろまだ増えてもいいぐらい。相変わらず前肢は少し硬めだった。レースでは2着馬ボンドガールと同じ位置から追い出したが、内を選択した分馬群を捌くのに手間取った。着差を分けたのは内外のコース選択の差か。

15着クィーンズウォーク…負けすぎな感はあるが、川田騎手少しペースを読み間違えた。終始外目を周回し超Hラップの中、前半1000m時点で位置取りを少し上げる動作をしていた。4角手前でも推しており、瞬発力の無い同馬ならではの作戦かもしれないが少し無謀だったのでは…。又馬自身も時計の裏付けが無かったので今後も高速馬場には注意したい。

【次走注目馬】

5着クリスマスパレード…気性難な同馬にとっては、高速馬場と重賞のペースが合う。超Hペースを離れた2番手で追走しており、この馬もかなりのHペースだった。最後も3着馬とは僅差で1番しんどい競馬をした。前走からクビの使い方が多少改善され、最後の粘りに繋がっているのでは。又抜かれそうで抜かれない根性があるのも今後重賞戦線では勝ち切るには必要な要素だ。次走以降も注目していきたい

この記事を書いた人
サラリーマン競馬

30代の平凡サラリーマン。BICandZAQの同僚2人で『競馬』の予想を発信していきます。
BIC…競馬歴は20年。ブログ管理人兼My注目馬の人。
ZAQ…競馬歴は5年。YouTube管理人兼調教診断の人。
モットーは「競馬はお小遣いの範囲で楽しみましょう」

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