・6/15(日)に阪神競馬場にて春のグランプリG1宝塚記念が開催されます。近畿地方は梅雨真っただ中で週末も雨予報。雨が味方するのはどの馬か!?早速予想していきましょう。
【過去レース考察】
・過去10年の同レースを以下の項目別に並べた表になるが、過去10年で上り3ハロン1位の馬の着順は1着5回・2着7回と馬券圏内パーフェクト。同レースが施行される芝2200mのコース形態といえば、急坂2回と3角付近からのラストスパート傾向になりやすい”タフコース”だが、上り3ハロンもきっちりと走り切らなければ勝ち切る事がでない。誤魔化しはきかず真の強い馬だけが勝てるレースといってもいい。
道悪によってもこの傾向は変わる事はなく、上り性能は必須と考えてよい。

【総括】
・馬場状態によってレース傾向が大きく変化する可能性は低い。
・勝ち負けするには、上り3ハロン1位or2位が必須。
【穴馬傾向】
・同レース過去10年の穴馬(4番人気以下と定義)がどのような好走歴(3着内)があるかにフォーカスして以下にまとめた。
【牝馬は過少評価!?】

・牝馬G1で好走歴があっても人気落ちで好走する馬が多く、コース形態からも牝馬は実力よりも低評価を受ける可能性が高いのかもしれない。
【総括】
・今年出走の牝馬は17番レガレイラ1頭のみ。現在3番人気と穴馬対象外となっている。今後の予想ファクターとして覚えておいても損はない。
【穴馬輩出レース】

・ジャパンカップG1が6頭と断トツの最多数をほこる。混合G1では大阪杯が3頭・G2では金鯱賞・日経賞がそれぞれ3頭を輩出している。
【総括】
・今年の出走馬で該当するのは2騎。


【展開予想】
【トラックバイアス】
内>外
馬場差:大雨の影響も考慮して不明とする。
【予想ペース】
S
【基準走破タイム】
2:11.4
【予想走破タイム】
※土曜日更新予定
【逃げ】
12番メイショウタバル…スタート早。馬勝気。
【先行】
1番べラジオオペラ…スタート力はそこまで突出してはいないが、二の足早。
4番プラダリア…スタート普通。馬勝気。
10番リビアングラス…スタート早。騎手も押して前。
14番ジューンテイク…スタート早。勝気。
【中団】
2番ドゥレッツァ…スタート普通。
5番チャックネイト…スタート普通。促さなければ進まず。
9番ヨーホーレイク…ゲート出にムラ有。
15番ロードデルレイ…スタート普通。
【後方】
3番ローシャムパーク…スタート遅。
6番ボルドグフーシュ…スタート普通。
7番ジャスティンパレス…ゲート普通。促さなければ進まず。
8番シュヴァリエローズ…スタートムラ有。
11番ソールオーリエンス…スタート普通。騎手抑え込む。
13番アーバンシック…スタート普通。
16番ロードデルレイ…スタート普通。
17番レガレイラ…スタート遅。
【総括】
・今年の出走馬は後方馬が過半数を占めた。12番メイショウタバルの出方によってはレースの流れは大きく変わりそうだが、前々走の日経新春杯のような無謀な大逃げの指示は出ないと思っている。そうなると、Sペースが濃厚と予想。3角~4角で各馬スパートを開始、当然馬場は渋っており各馬の道悪適正の差もあって直線はある程度ばらけるのでは無いかと予想する。当日の馬場バイアス確認は必須だが、せめて好位勢射程圏内で直線迎えたい。
【最終見解】
◎1番べラジオオペラ
https://db.netkeiba.com/v1.1/?pid=horse_photo_list&id=2020102781
・悩みに悩みぬいた結果この馬を本命とした。同馬を本命とした一番の理由は明らかに展開優位である点。人気馬は軒並みゲート難や枠不利があり、且つ明日の天気は雨予報で馬場コンディションも相当悪くなっている可能性が高い。スタートの安定性はメンバーでは上位で、展開もスローペース濃厚。逃げ馬の後ろで直線まで死んだふりから直線抜け出す姿が容易に想像できる。前走の大阪杯G1の仕上がりは生涯で最高の出来だっただけに、これ以上の上積みがあるのかが不安点だが明日のパドックでは注目したい。
〇9番ヨーホーレイク
https://db.netkeiba.com/v1.1/?pid=horse_photo_list&id=2018105012
・地味な馬で人気より実力がある同馬。これまで長期休養等もあり決して順調とは言えないが、前走では大阪杯G1で3着とようやくこの馬本来の実力を発揮できた。馬体重は520キロを超えても重苦しさは無く、7歳になった現在でも成長を感じられる点も魅力。
▲5番チャックネイト
https://db.netkeiba.com/v1.1/?pid=horse_photo_list&id=2018104609
・道悪巧者ならこの馬は外せない。日経賞GⅡやAJCCGⅡで道悪適正は証明済み。繋ぎも馬体の割には長くて太目で馬体からも道悪適正が見て取れる。前目でポジション確保できれば付けいる隙はある。
△13番アーバンシック
×2番ドゥレッツァ
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